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上下によらず、時節がくれば家は崩れるものである。 鍋島直茂の名言

上下によらず、時節がくれば家は崩れるものである。
その時、崩すまいとすれば、汚く崩れる。
だから潔く崩すが良い。そうすればあるいは残る事もあろう。


鍋島直茂の名言

確かに、その通りかもしれない。
崩れかけの建設物を、崩れないように悪あがきをすれば、汚く再起不能な崩れ方をするものだ。
再構築する事を考えるなら、潔くキレイに崩した方が再起しやすい。

建設物・構造物などは、悪あがきをするよりも、キレイさっぱり崩した方が良い。
この名言の家とは、家屋の事ではなく、鍋島家を指すのかもしれないが、鍋島家をわかりやすく家屋(建設物)に例えて説明しているものだと解釈しました。

鍋島直茂
鍋島直茂は、龍造寺隆信に仕えたが、隆信の死後、家督を継いでいた隆信の嫡子・政家は、隆信を討った島津氏に従属したため、直茂は豊臣秀吉に味方して龍造寺氏の凋落を防いだ。
その後、龍造寺にかわって佐賀藩の領主になる。
お家乗っ取り行為なのだが、豊臣秀吉も徳川家康も黙認している。
龍造寺氏隆盛の原動力だったことや朝鮮出兵の際の活躍など、直茂の力量を認めたためだが、龍造寺隆信の生母・慶尼が、直茂の父の継室となっていた為、直茂は隆信の従兄弟であり、義弟でもあった。竜造寺家臣団も直茂に傾倒していたようである。
その為、龍造寺隆信の弟・龍造寺信周や龍造寺長信らも鍋島氏への禅譲を黙認している。
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